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2011-07-24-Sun-11:43

【 サスペンス/スリラー映画 】 『23年の沈黙』★★★

子供達は夏休みに入った頃でしょうか。ちゃんと親御さんに行き先を告げて遊びにいくんですよ。変な人が寄ってきたら大声を出して逃げましょうね。

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【豆知識】アニヲタはロリコンの温床ですよ。弟がアニメにハマってから急速に染まっていく様を目の当たりにしているので間違いないです。その変化の禍々しさたるや『ザ・フライ』よりキモイですよ。

というわけでロリコンが悶々とするドイツ産ミステリ映画『23年の沈黙』を観ました。

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1986年の夏に起きた悲劇――少女が失踪し、変わり果てた姿で発見された事件。未解決のまま23年が経ち、瓜二つの失踪事件が起こります。同一犯なのか?この犯行に隠された意味とは?捜査が難航する一方、23年前の事件を知るロリコンがウジウジウジ…というお話。あれっ、最後の一文要らない?

事件はミステリアスで惹き付けられますが、その謎解きで魅せるというものではありませんでした。事件を背景に、孤独に蝕まれる人々の姿を綴ることに重きを置いたストーリーになっていて、それぞれが如何にして孤独を押し殺して生きていこうとしているのかが描かれていました(でも思ったほど深入りしなくてモヤモヤしちゃったんですけど)。しかしやはり、孤独に押し負かされてしまう人も出てくるんですね。ていうか良くて「苦しい戦いは今もなお続く」なんです。誰も孤独に勝てない。誰か1人でも、きっかけを得るだけでもいいから、平穏を見出すことができればいいのに…って思いましたねー僕は。かわいそうです。

ドイツでベストセラーになったミステリ小説が原作らしいですが、まさにそう、ミステリ小説を読んでいるような感触ですね。上品で濃厚で…地味な事件という感じが(褒めてますよ)。昨年公開の『瞳の奥の秘密』みたいな雰囲気、って言えば分かりますかしら。あれ、面白い映画でしたねー。
また、控え目ながら緊張感を保たせる音楽と、画作り(ポスターもそうですが真上からのショットがたいへん綺麗です)が素晴らしかったです。

しかしなんで23年だったんでしょうか。23には意味があるんでしょうか。ううーん。
232323…ってあんまり悩むとジム・キャリーになっちゃうのでやめときましょう。

余談ですが、ミステリ小説といえばですね、僕はトマス・H・クックという作家の作品が大好きでして。本作に似た構図で基本は悲劇なんですが、ちょっとしたところで温かみのあるドラマがあったりして、グッときちゃうんですね。物語の組み立ても、時間軸を面白くいじくっていたりして。『緋色の迷宮』『心の砕ける音』は特にお薦めですよ。

緋色の迷宮 (文春文庫)緋色の迷宮 (文春文庫)
(2006/09)
トマス・H. クック

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心の砕ける音 (文春文庫)心の砕ける音 (文春文庫)
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では、またお目に掛かりましょう。
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