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2011-09-19-Mon-15:37

【 SF映画 】 『エンジェル・ウォーズ』★★★★

ザック・スナイダー監督の最新作『エンジェル・ウォーズ』を観ました。悪評をちらほら目にして躊躇してたら、今更の鑑賞になってしまいました。そしたらこれ、すっごく楽しいじゃあありませんか。損したー!

sucker-punch-wallpaper.jpg

ストーリーはあって無いようなもの…というか、多分、後付けなんじゃないかって思うんですね。映画の体裁を成すための口実ですよ。理屈っぽく詰めてくのが苦手な平野耕太が書きました!みたいな…ほんと、好きなもの撮っただけって感じがします。
マンガそのまんまの大袈裟なアクションを見事に表現できているので、ストーリーのどうでも良い感じは、この手のアクションをこの水準で見せてくれる映画が現れるまで気にしないということで。

ルーツになっているのは、日本のオタクカルチャーなのでしょうけど、オタク同士で粘液を舐め合うような作風にはなっていないんですね。単に「格好良い!」「面白い!」と思うものを自分が納得いくように表現しているだけであって、気色悪い馴れ合いの温度は振り切っているように思えるんです。これが「COOL 」と「萌え」の性質の違いなのかしら。たいへん清々しいです。

数少ない不満点のうち特に挙げておきたいのは、エミリー・ブラウニングの厚化粧。あと、ブロンド髪も違う気がしますね。

ではまたお目に掛かりましょう。
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2011-09-19-Mon-13:55

【 アクション映画 】 『殴り込みライダー部隊』★★☆

DVDで『殴り込みライダー部隊』という映画を観ました。アメリカン・ニューシネマとバイカー映画、当時流行していた2つのジャンルを融合させた戦争アクションです。

raida-butai-01.jpg

アメリカン・ニューシネマって多くは観てないのですが、「はみ出し者が主人公で、最後に死んで、当時はその新鮮さばかりが評価されてて実はしょーもない映画が多い」っていうイメージ。この映画もそんな感じなのですが、なかなかの怪作で、楽しめちゃいました。
アクションにあっては、ちゃんと躍動感があってですね、バイクにカメラぶら下げて走ったり、ズームを活用したり…ちょっと『アドレナリン』みたいな、雑な勢いが良い味わい。あと、火薬たっぷりなのもいいですね。木と葉っぱでできた貧相な家屋が景気よく木っ端微塵になる様はたいへん清々しかったです。

ストーリーは、ベトナム戦争で捕虜になっている要人の救出作戦に、「身軽」という理由でヒッピーのバイカー集団を派遣するが…というもの。隠密作戦なのに途中途中の村で騒ぎまくるバイカー達。身軽さを買われたはずなのに最後にはバイクを戦車みたいに改造しちゃうバイカー達。要人がヒッピーを否定するインテリだと知って殺したくなるバイカー達。宮崎ゴローのアニメみたいですね。「ラブ&ピースがわかんねー奴は大嫌いだ、おっ死ね!」って。めちゃくちゃですね。

あとは、ラブ&ピースをスローテンポの反戦ソングに乗せて訴えまくるのが印象的でした。ヒッピー文化を否定する要人を異常なほど憎まれキャラに仕立てたり。くどくどのメッセージも、時代というか…何というか…監督はキマりながら撮ってたのかしら。異様で面白かったですね。
しかしバイカー達の言う自由っていうのは、インテリ要人が言う通りしょーもなのではないか、って思えちゃいます。反戦も、反戦という名の反抗に過ぎないんじゃないかしら。戦争は勿論いやですけど、彼らの考えの根幹は崇高なものじゃなくて、ひたすらに粗野で、投げやりなだけなんじゃないかなって。少なくともこの映画ではそんな風に感じましたね。
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