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2011-12-31-Sat-00:05

【 企画記事(映画) 】 2011年を振り返って。映画ベスト15

気付けば、もう、こんな季節になってしまいましたね。
今回は、2011年に観た映画を振り返り、ランキングにしてみようと思います。

4月から社会人となり、これまでのように映画に満足に浸れなくはなりましたが、よく選んで観るようになった分、ずっこけるような駄作との出会いは少なかったように思います。でもそういうショッパイのを、冗談の分かる友達とヤジりながらワイワイ観て夜を明かすような機会が無くなってしまった事は、たいへん勿体ないなあ、拙者、働きたくないでござる友達にも働いて欲しくないでござる、と痛感している次第。せめて、無趣味な同僚ばかりの今の職場の空気は、どーにかしたいですね。休日は飲んで寝て、パチンコとオッパイとオシリの話でしか盛り上がれないような方々のケモノ臭さには、ワタクシ辟易としてしまいますの。こんな輩に取り込んでいくのが世渡りならば昇給などいらぬ!いいやヤッパリお金は欲しい!おのれ今に見ておれ!

というわけで、ベストの発表です。
otyamenaryan.jpg
「えっ 俺のグリーン・ランタン観てないでベスト作るの?
お前が好きなウルトラマンっぽいんだぞアレ
なんで映画館に来なかったんだよ あーもう巨大化しときゃ良かった」

劇場公開作だけでなく、今年DVDストレートで発売になった映画も対象にしています。ベストテンに絞るのは勿体なかったので15本を選出しました。

以下は、10位まで。

2011年ベスト

【1位】
ミッション:8ミニッツ
【2位】
ファンタスティックMr.FOX
【3位】
スーパー!
【4位】
グリーン・ホーネット
【5位】
ザ・ファイター
【6位】
メタルヘッド
【7位】
アザーガイズ/俺たち踊るハイパー刑事!
【8位】
ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル
【9位】
恋とニュースのつくり方
【10位】
幸せがおカネで買えるワケ

【ひとことコメント】
『ミッション:8ミニッツ』SFの理想型、って感じの後味。とにかく気持ちが良かったです。
『ファンタスティックMr.FOX』は可愛いだけじゃないリアルなキャラ造形と西部劇。
『スーパー!』は頭オカシイ人のお話なんですが、何もしないで後悔し続けるよりかは狂人呼ばわりされる方がマシじゃないのかと思ったんですね。
『グリーン・ホーネット』はヒーロー映画らしさの逆をついてついて、という馬鹿映画。作り手が意図しないで主人公がカスだと嫌になっちゃうんですけどね。カトー役がジェイ・チョウじゃなくてジョン・チョウだったらもっと好きになってた。
『ザ・ファイター』粘着質な家族模様に共感して、気に入りました。役者馬鹿クリスチャン・ベールおめでとおめでと。
『メタルヘッド』は感情の解放の描き方が素晴らしい。ヘッシャーが変態すぎて笑いました。
『アザーガイズ/俺たち踊るハイパー刑事!』は会話劇がすごくいいですね。ウィル・フェレルは純粋おとぼけキャラがいちばん輝く気がします。
『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は完成度がすこぶる高い娯楽大作。本作ならではのアクションが一つあれば、もっと良かった。イーサンがボケて見せたりして、トム・クルーズがトム・クルーズ演じてる感じで面白かったですレス・グロスマン怒りのポーズが再見できます。ジェレミー・レナーが実は可愛いという新発見もありました。
『恋とニュースのつくり方』 はあんまりラブに寄らないで爽やかコメディだったのもピンときた理由でしょうか。お仕事ばっかでいいのかしら?っていうお話で、うまくまとまってます。めちゃめちゃ厳しいハリソンがふいに見せた優しさに泣かされました。
『幸せがおカネで買えるワケ』はDVDストレート作品。胡散臭くて愉快なコメディである一方、自分を偽って生きる息苦しさ、生き直したいという渇望を描いた重いめのドラマもあったりして。邦題がこんなじゃなきゃ、映画ファンの手に取られたじゃないかなーと。勿体ない佳作。

続いて11位~15位です。
【11位】
エンジェル・ウォーズ
【12位】
おフロでGO!/タイムマシンはジェット式
【13位】
スモールタウン・マーダーソングス
【14位】
[リミット]
【15位】
ファースター/怒りの銃弾(ディレクターズ・カット版)

【ひとことコメント】
『エンジェル・ウォーズ』は性癖をエンタメに昇華できている良い例。こういう無茶なアクション、年に1本は観ておきたい。キモオタの間だけで舐め合うネットリ感が無くて心地よいです。
『おフロでGO!/タイムマシンはジェット式』はDVDストレート。笑い所の数は今年ピカイチ。ハッピー過ぎるところが惜しい、それくらい元気な映画。
『スモールタウン・マーダーソングス』これもDVDストレート。すごく巧い映画ピーター・ストーメア刑事がずっとキレそうなのを我慢するだけの地味地味な話なのに気持ち良いの。聖書の引用テロップが度々でかでかと映し出されるのが、「こー書いてあった書いてあったッこれが真理…ッ」てな感じで信仰心をもってあらぶる心を無理矢理沈めようとしてるようで、ちょっと滑稽で、一方いつぶちキレるのかスリリングなんですね。音楽の使い方も見事。
『[リミット]』はとにかくドキドキしたー。でも嫌ーな感じにならないギリギリのところで、個人的にすごくフィットしたスリラーだったのです。『グリーン・ランタン』観れなかったけどコレ良かったよライアン。
『ファースター/怒りの銃弾(ディレクターズ・カット版)』公開版もいいのですが、こっちのがハードでアクションも多くて良いんです。主人公が人の道を踏み外しそうで外さないヒヤヒヤ感があって、2度目の方がスッキリ楽しめる、かも?


来年もたくさんの映画に出会えるといいなー。ライアン・レイノルズの『Paper Man』がいい加減ソフト化されますよーに。
では、またお目に掛かりましょう。皆様、よいお年をお迎えください。
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2011-12-20-Tue-19:35

【 アクション映画 】 『ハンナ』★★★☆

『ハンナ』という映画を観て気に入ったのですが、出来は良いか悪いかで言ったら、悪いと思うんです。モヤモヤせずにはいられないのですけれど、雰囲気と、ちょっと不細工なところがクセになったのです。不思議な感触の映画でした。

hanna01.jpg

ハンナは反抗期なティーンエイジャー。物心ついた頃から北の僻地でパパと毎日殺人術を訓練しながら狩猟生活を行っている以外は、普通の女の子。「レーザーディスクは何者だ!」と、パパ以外の人との生活を夢見るお年頃。でもパパは過保護なので「外の世界は危険だから、いつでも誰でも縊り殺せるようになるまではダメ!」とハンナを説得しようとしますがハンナは嫌な顔をするわけで、パパは「反れでも出ていくと言うなら、このスイッチを押しなさい。地の果てまで殺し屋が追ってくるぞ」と揺さぶりをかけます。このスイッチさえなければあんなオオゴトにはならなかったんじゃないかなー?というお話。

とある国家機密をめぐって殺し合いが起こるんですが、実はこの機密情報、ストーリー上ほとんど働いていないのです。なんで流血沙汰になるのかな?そんなヤバイ秘密かな?エリック・バナのどの辺が危険人物なのかな?と浮かんだ疑問符がガンガンつむじを打ってくるわけですが、それは「アクション映画の体を成すため」くらいでしかないように思えてしまいます。

ではアクション映画の皮を被ったそいつの正体は何なのかといいますと、エゴエゴな大人と、束縛から解放されたい子供の話なのです。
ハンナは自分が何者なのか、なぜ追われるのか、知りませんし、大人は教えてくれません。大人はズルいからです。でもハンナは過去を探求したりしません。「若さって何だ?振り向かないことさ」と宇宙刑事が言っていたのでそういうことなのでしょう、障壁となる者共をちぎっては投げちぎっては投げ前進するのです。対照的に、大人たちは過去の清算に追われているような描かれ方をします。

そんな淡ーいドラマが主軸の文芸アクションもどきなのです。
「もどき」がどっちに掛かるのか…もしかしたら両方なのかも知れません。あ、アクションそのものは丁寧に作られていて好印象ですよ。音楽の挿入の仕方、映画の締め方なんかは様式美的。中盤に緩いロードムービーが展開するテイストの波。これらは「オカタイくせに散漫」とも取れますし、「上品で多彩」とも映ります。

そんなこんなで、すごーく好みが分かれそうな『ハンナ』。このイビツさに酔うか、冷めるか、あなたはどちらでしょうか。では、またお目に掛かりましょう。
2011-12-11-Sun-07:30

【 SF映画 】 『リアル・スティール』★★★☆

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ヒュー・ジャックマン主演最新作『リアル・スティール』を観ました。
製作総指揮は映画界最高のビッグネーム、スティーヴン・スピルバーグ。ところが最近は、彼が製作に名を連ねると不安にしかならないんですね。どこまで影響力を及ぼしているのかは分からないのですが、「作家」ではなくて「商売人」として集客力に特化した映画作りをしていて、手堅いスタッフとホットなキャストに責任ぶん投げてるんじゃないかなーという印象を受けてしまいます。おまけにロボットものかー子供騙しかー肉弾戦もジャックマンの肉体美もおあずけかーと、パスするつもりでいたのですけれど不安を全て吹き飛ばすほど予告編が素晴らしく、観なきゃ年越せない!と思うまでになったのでした。これ、観る度に泣きそうになりますよ。夢追い人、親子の絆、そしてロボットファイトが人間の格闘技に成り代わった時代に反抗して、人間が技能と経験を生かしてロボットに挑むという構図。リングに上がっているのはロボットですが、動きはヒュー・ジャックマン演じる元ボクサー、チャーリーの物。戦っているのは彼自身なのです。「こんな時代だが、俺はまだやれる!」と。ふおお、たまらないですよ。



しかし、予告編から思い描いたものに及ばず、だいぶ期待外れになってしまいました。
良いところはいっぱいあるのです。事実、それなりの満足はしています。ロボットのボクシングはたいへんリアルで(『ザ・ファイター』よりもボクシング描写しっかりしてたんじゃないかってくらい)迫力がありましたし、終盤には涙を溢してしまうような場面も――ロボットファイトの最中、子供の眼差しは自分の大事なロボットが戦う姿ではなく、輝きを取り戻した父親に向けられている、という描写があってですね――これにはやられましたね。ジャックマンの胸筋を封印したのも許せました。あと、ロボットにロボットダンス教える場面はなんか本末転倒な感じでシュールでしたね。

しかしですね、チャーリーの目線で夢に破れた男の再起を描くドラマかと思いきや、子供が出しゃばり過ぎて。やんちゃな子供じゃ飲み下せない渋さはどこへやら、「子供がダメ親父を操縦する話」になっちゃってたんですね。チャーリーはほんと頭足りなくて、子供に「なにやってんだよーこうするんだよいいね?」って最後まで小突かれ小突かれ動いてホント、お前がロボットじゃねーか。と、思いましたね。せめて、最後の試合くらいは子ばなれして父親の威厳を見けて欲しかった。こいつ今度何かで失敗した時に子供が側にいなきゃダメだろーな、っていうモヤモヤが残ったままだったんですよね。
予告編は最高の男泣き映画。本編は子供目線に寄ったファミリー映画という感じでしたね。
2011-12-06-Tue-22:16

【 ドラマ映画 】 『メタルヘッド』★★★★

また間が空いてしまいましたね。素敵な映画を観たので感想を書いてみました。
突然頭角表した感のある器用な若手俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィット。彼が傍若無人なメタルヘッド(年中メタル聴きながら頭ブンブン振ってる方々の通称)を演じた『メタルヘッド』です。原題は『ヘッシャー』で、このメタル野郎の名前です。でも主人公はヘッシャーではなくてTJという少年。ヘッシャーは少年の運命を大きく揺るがす謎めいた存在として登場します。ドラえもんです。毛色は大分違いますけど。「ジャイアンに虐められたよー」「知ってるよ見てたから」「ひどいよー」「じゃ、今夜ジャイアンの家に火を付けに行くぞのび太!うふふふ」って感じ。

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まず面白かったのは、ヘッシャーのワケわからない言動。つじつまなんか関係ないし、映画だから何か含ませてるのかなーなんて考えたりする部分もあるけど、やっぱり思いつきの言葉をならべただけのような気もする。ヘッシャーとTJの初めての言葉のキャッチボールが
「洗濯機はどこだ」
「えっ」
「スカルファックは されたいか」
「なにそれ」

ですからね。手抜きすぎるイレズミもバカっぽくていいです。たくさん笑いました。

そして、TJ少年の成長…なのかどうか、分かりかねるところではあるんですが、彼が凍り付いた日常を打開していくドラマがまた素晴らしいんですね。ことなかれ主義、おとなしいTJは、母を事故で失い、それによって鬱になってしまった父の姿を横目に、年上の悪ガキのイジメに耐えながら日々をやり過ごしていました。そこに現れたのが好き放題やりたい放題の変人ヘッシャー。勝手に住んでた空き家に住めなくなったので、勝手にTJと同居し始めます。
ヘッシャーは思ったことをすぐ口に出しますし、後先考えないで危険なことをします。まるでTJとは対称的なのですが、TJの鬱憤が成り代わった存在と言えるかもしれません。TJはヘッシャーと行動を共にするうちに自らの感情をズルズル引きずり出されていくんですね。ヘッシャーから何か学んでどうこう、というよりは、ヘッシャーを見てるうちに抑制が麻痺してきただけなんじゃないかと思うんですが(学んだとすれば罵詈雑言とか卑猥な単語じゃないでしょうか…)感情の爆発までの持って行き方がたいへん自然で、気持ちが良かったのです。ただ、あんまり下品な台詞を連発するようになるのでちょっと今後が心配になりましたね。TJと、演じた子についても。素晴らしい子役だなーと思ったのですよ。ちゃんと育って長く活躍して欲しいじゃありませんか。

くそったれの現実を打ち破りたいとき、ハッキリ「くそったれ」と言い放ってしまうことが、ときには必要なのかもしれませんね。日本の漫画にも、「我慢は体に悪いよーカイジ君」という名台詞がありますしね。なんか違いますか。あと、ヘッシャーの終盤の珍演説から無理やりメッセージを抽出すると「周りをよく見てみろ、まだできることはあるはずだ。世界はもっと楽しくなるはずだ」と……やっぱそんなこと言ってないかも。

hesher-natalietj01.jpg
子役も可愛らしくて良かったけど、ナタリー・ポートマンの可愛らしさは彼女の輝かしい作品歴の中でも最高じゃないかと思いましたよ。素朴というのはたまらないですね。飾らないお前に惚れたよ。

少年にスポットが絞られていてよくまとまっているのですが、パパさんについてもうちょっと描写があっても良いなーと思ったのですが、食い足りなかったのはそれくらいかしら。とても良い映画でしたよ!
では、またお目にかかりましょう。
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