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2011-12-11-Sun-07:30

【 SF映画 】 『リアル・スティール』★★★☆

real-steel-poster00.jpg

ヒュー・ジャックマン主演最新作『リアル・スティール』を観ました。
製作総指揮は映画界最高のビッグネーム、スティーヴン・スピルバーグ。ところが最近は、彼が製作に名を連ねると不安にしかならないんですね。どこまで影響力を及ぼしているのかは分からないのですが、「作家」ではなくて「商売人」として集客力に特化した映画作りをしていて、手堅いスタッフとホットなキャストに責任ぶん投げてるんじゃないかなーという印象を受けてしまいます。おまけにロボットものかー子供騙しかー肉弾戦もジャックマンの肉体美もおあずけかーと、パスするつもりでいたのですけれど不安を全て吹き飛ばすほど予告編が素晴らしく、観なきゃ年越せない!と思うまでになったのでした。これ、観る度に泣きそうになりますよ。夢追い人、親子の絆、そしてロボットファイトが人間の格闘技に成り代わった時代に反抗して、人間が技能と経験を生かしてロボットに挑むという構図。リングに上がっているのはロボットですが、動きはヒュー・ジャックマン演じる元ボクサー、チャーリーの物。戦っているのは彼自身なのです。「こんな時代だが、俺はまだやれる!」と。ふおお、たまらないですよ。



しかし、予告編から思い描いたものに及ばず、だいぶ期待外れになってしまいました。
良いところはいっぱいあるのです。事実、それなりの満足はしています。ロボットのボクシングはたいへんリアルで(『ザ・ファイター』よりもボクシング描写しっかりしてたんじゃないかってくらい)迫力がありましたし、終盤には涙を溢してしまうような場面も――ロボットファイトの最中、子供の眼差しは自分の大事なロボットが戦う姿ではなく、輝きを取り戻した父親に向けられている、という描写があってですね――これにはやられましたね。ジャックマンの胸筋を封印したのも許せました。あと、ロボットにロボットダンス教える場面はなんか本末転倒な感じでシュールでしたね。

しかしですね、チャーリーの目線で夢に破れた男の再起を描くドラマかと思いきや、子供が出しゃばり過ぎて。やんちゃな子供じゃ飲み下せない渋さはどこへやら、「子供がダメ親父を操縦する話」になっちゃってたんですね。チャーリーはほんと頭足りなくて、子供に「なにやってんだよーこうするんだよいいね?」って最後まで小突かれ小突かれ動いてホント、お前がロボットじゃねーか。と、思いましたね。せめて、最後の試合くらいは子ばなれして父親の威厳を見けて欲しかった。こいつ今度何かで失敗した時に子供が側にいなきゃダメだろーな、っていうモヤモヤが残ったままだったんですよね。
予告編は最高の男泣き映画。本編は子供目線に寄ったファミリー映画という感じでしたね。
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