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2012-07-05-Thu-23:47

【 ホラー/オカルト映画 】 『POV 呪われたフィルム』★★★

『POV 呪われたフィルム』を観ました。主演の志田未来はぎこちない笑顔が可愛らしいですね。嘘が下手そうで。でもそれって女優としてどうなんでしょうね。
この映画は、志田未来が本人役を演じた、モキュメンタリー(擬似ドキュメンタリー)になっています。志田未来のときどき言わされてる感を、メタフィクション的に楽しむこともできるわけです。ばかになんかしていませんよ。

POVnoroi.jpg

さて、これがけっこう楽しかったのです。全体的な印象は、投稿動画のあれ、『ほんとにあった呪いのビデオ』を映画の尺に伸ばしただけ。志田未来が怖がってワタワタするところがスペシャルな映画でしたね。
知名度のある役者が本人役という設定は、下手な細工しなくても、恐怖とは別の好奇心で場がもつから良かったのかな、と思います。「飽きてきた?」っていうノリで幽霊にちょこちょこ出てこられても間抜けですもの。でも、実は映ってるんだよーという隠し味すらないから、もしかしてアイディアが枯れてるのかしら、とも思えちゃう。
どう見せようか、じゃなくて、見えないように忍ばせておく。ホラー表現って、ドヤ顔してるものが多すぎると思うんですよ。演出してます感が、嘘くさい。
異様なはずなのに当事者が気づかない、とか、自然な状態の中に静かに異物を投げ込む描写がいちばん気持ち悪くて怖いと思うんですよ。過剰な効果音とか、カメラを意識しすぎる幽霊とか、萎えますね。

志田未来が行方不明になっちゃうとか、設定上むちゃくちゃはできないから、殺られちゃうこわいという雰囲気はなかったですね。持ち主が安否不明のビデオが見つかったのでお見せします…という設定にもそろそろ胸焼けするのですが。
ではどうしたらいちばん良いのか、というところでちょっと考えてみたのですけれど、志田未来は『容疑者ホアキン・フェニックス』みたいに、オオボラで伏線はっとくべきだったのですよ。つまりですね、『POV』の撮影中から公開終了までの間、志田未来は心霊体験のトラウマで壊れちゃったことにして、異常な言動でお茶の間をわかすべきであったと、僕は思うのですよ。映画が倍怖くなるし、『POV』続編として、狂った志田未来に密着したモキュメンタリーも観れるし、すごいプロモーションになるし、もう最高じゃないですか!というか、壊れた志田未来が見たいんですよ。

怖い話が、エコに役立つ季節ですね。傑作ホラー映画に、この夏は出会えるでしょうか。ところで、二見文庫から出てる、ナムコナンジャタウンの怖い話コンテストの応募作を集めたやつ、僕の夏の必需品です。あれ、淡々としてる分、気味が悪いんですよね。今年も新作、出るのかしら。

ではまた、お目に掛かりましょう。
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