--------------:--

【 スポンサー広告 】 スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011-03-21-Mon-20:48

【 ドラマ映画 】 『ミラーズ・クロッシング』★★★★

コーエン兄弟の『ミラーズ・クロッシング』を観ました。
お兄さんのジョエルが映像を、弟のイーサンが演技を、兄弟で分担して演出して。脚本も2人で書いて。すっごく仲が良いんでしょうね。それで面白いもの作るんですから、最高ですね!

義理人情と裏切り渦巻くギャング映画です。
【暗い】【ハード】【どろどろ】【怖い】をイメージしてしまうジャンルですけれど、この映画はちょっとコメディっぽくて、そういう意味でも面白かったです。
mirrors02.jpg
あははは、銃撃戦で冷静に無双しちゃう爺さん格好いいよー!
『許されざる者』もそんな場面ありましたよね。好きなんです、強い爺さんが。

ゲラゲラ笑うようなものは多くありませんが、頬の緩むユーモアが満載なんです。コーエン兄弟の作家性(彼らの作品群の半分も観ていない僕が「これこそコーエン節である!」とか言うのは非常にアレな感じなのですが、とても独特の雰囲気を醸す作風であった事は確かです)というものが大いに表れていたのではないかと思います。

また、主人公のトム(ガブリエル・バーン)の裏のある複雑な人物像はたいへんに魅力的で、ドラマ面に深みを与えています。トムは親友であるレオ(アルバート・フィニー)を中心に絡んだ複雑な人間関係の中を、機転を利かせて立ち回っていくのですが…
mirrors01.jpg
「いい加減めんどくさいよ!俺ひとりでもやっていけるのに、
なんでこうウンコタレのケツ拭いて回ってばっかりいるのよ!ねー!」


そんな風に思っても当然ですね。中間管理職は大変です。
この物語は“脱却”を描いているのではないかしら、と僕は受け取りました。
今までの自分を脱ぎ捨てて、これまで居た環境から抜け出して、得るものもあれば、失うものも少なからずありますよね。八方塞がりの状況からのハッピーエンドなんて、そうそう無いですよ。
本作のトムの場合は、失ったものの方が大きいのではないでしょうか。
でも、僕はラストシーンに安堵しました。ほんと、振り回されるのは嫌ですよ!こっちにいい顔するとあっちに恨まれて、怖い怖い。ニューテキサスには短気な大人が多くて困りますよ。もっと謙虚に生きてみないかい?だめかい!ならば死ね、ねー!
スポンサーサイト

COMMENT



コメントの投稿

HOME
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。