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2011-10-02-Sun-20:35

【 アクション映画 】 『ファースター 怒りの銃弾』★★★☆

ロック様ことドウェイン・ジョンソン主演のアクション映画『ファースター』を観ました。面白かったです。ひたすらにムキムキで強いのが敵を圧倒していく復讐劇。こういう映画、最近は少なくて新鮮でしたね。やはりロック様はシュワちゃんの後継者だわ!って思いました。

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10年刑務所に入っていたロック様、出所するや、お兄さんを殺した敵に復讐するために大暴走を始めるのです。ロック様が犯罪幇助でブチ込まれてたワルでも、仲の良い兄弟を残酷に引き裂いた輩の方がずっと嫌なので、ロック様はヒーローになりうるのです。
しかし10年間という時間はデカかったのです。「昔はそーとーワルやってたが今は改心したよ」なキャラ若しくは一見そんな感じのキャラが出てくるので違う意味でもハラハラします。

あとですね、ロック様を狙う殺し屋が出てくるんですが、こいつがまた厄介で……いや、ロック様はものともせず、って感じで我が道を進むんですが、殺し屋が全然憎たらしくないんです。ベタな冷徹・天才キャラとは真逆、熱い努力家(というか努力フェチ)なんです。変態なんですけど。しかもプライベートも大事に描かれちゃうのって、これって僕はどうしよー!ってなるんですね。残された家族は…なんて考えちゃう。物語のそういうところにハードボイルドな輝きが生まれうることは承知なんですが、ロック様にはスカッと敵を打ちのめして欲しいわけですよ。久々のアクション主演作っていうのもあって余計に。

そんなこんなで、楽しみながらもウワワワ…って観ていたわけなんですが、この辺り上手に処理されてハード×痛快に仕上がってました。思えばスリリングで硬派、たいへん好みの作品で、も一度観たらより痛快度数が上がってるんじゃないかなーなんて思いますね。

しかしたいへん勿体ない事実が判明して、手放しで誉められなくなっちゃったんですね。
特典映像にある別エンディングが、本編よりずっとハードで面白いんです!試写でヌルイ意見がいっぱい出たせいで、ラストのアクションを全削除、エンディングを変更してるんですが、監督くやしそうです。前戯代わりのデートムービー観たい奴の意見でしょ、「〇〇が好きだから死なさないで欲しいの!」って。こういうのは僕いらっとしますね。作りたいもの作れないで、改悪されるとかサイテーですよ。『デアデビル』はディレクターズカット版が出ましたからまだ良いですが、『アイ・アム・レジェンド』なんか、ブルーレイかDVD特別版もってない人からすれば「伏線スルーで、安易なオチに走ったゾンビ映画」じゃないですか。あんなじゃ、ウィル・スミス良い仕事したのにオレ様役者よばわりが酷くなるじゃないですか。世の中には山ほど公開版より立派なディレクターズカット版があるに違いありません。

『ファースター』、ソフトはディレクターズカット版で出してくれれば良かったのに…って思わずにはいられません。いや、公開版もちゃんと面白いんですよ。でもどうしても比べちゃうんですよねー。
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