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2012-01-21-Sat-17:08

【 ドラマ映画 】 『マイ・ファースト・ミスター』★★★★☆

もう5年以上前の話なのですが、深夜にテレビ放映されていたこの映画を途中から数分だけ観て、これは好きな映画だ、と直感的に思ったのですね。しかし途中から映画を観るのって嫌でしたし、もうよいこは寝る時間でしたので、あとでDVDで観ればいいや、と、その夜は就寝することにしたのでした。そうしたら、この映画、DVD化されていないって言うではありませんか。この時はほんと、悔しい思いをしましたね。

しばらくして、主演がリーリー・ソビエスキーだと知って、益々ムズ痒ーくなりました。リーリー・ソビエスキーっていう女優さんは、僕すごく好きなんですよ。美人さんで、きれいなだけじゃなくて、ちゃんと、なんて言うんですか、役者顔と言いますか、主役張れる個性を兼ね備えてると思うんですよね。あと良いおっぱいしてるんですね。なのにイマイチぱっとしないんですよ。B級(悪い意味で)映画ばっか、これがB専ですか?僕が思うに、背が高すぎて(180センチ弱あるそうです)ロマンス映画なんかで男が背伸びしてチューすることになってちょっと画がキマらないから使い勝手が悪いとか思われて、選り好みできるほどのオファーが来ないんですよ。あぁ、かわいそ!そんなふうに勝手な想像をして、応援したくなっちゃってるわけなんですね。

結局、『マイ・ファースト・ミスター』は今日までソフト化されることなく、我慢できなくなった僕は海外盤のDVDで鑑賞することにしたのでした。そうしたらこれ、英語字幕すらないネイティブ仕様ではありませんか。僕のTOEICは600点前後ではありませんか。これはちょっと冒険でありました。それで、嫌がる僕の英語脳にムチ打って観たら、ちゃんと、楽しかったんですね。いや、そんなんじゃないんです、高く積もらせた期待に応える大傑作だったんです。

myfirsymister01.jpg

お話は、ピアスねーちゃん(ジェニファー:リーリー・ソビエスキー)と堅物おっさん(ランドール:アルバート・ブルックス)の友情もの。とても滑稽で、美しいんです。まず、この一見まるで共通点の無さそうなカップリングが面白いです。ところが、二人は似た者同士であることが分かってくるんですね。二人とも、ニュアンスは異なりますが、偏屈で、孤独なんです。それも、自分から世界を拒絶してしまっているんですね。
かたや、理解されず軽薄なやり取りばかりの日々に嫌気がしていて、かたや、大切な存在を失いたくなくて人間関係に臆病になってしまっている。二人のタイプの違いが衝突を生んで、深いところでの対話ができるようになっていく。真の友を得て、世界が変わっていくんです。時々、僕も自分に似た人間と出会ったら、なんて想像しますけれど、たぶん牽制し合っちゃって、親友にはなれないんじゃないですかね。内向的でめんどくさい野郎なんです。この映画の二人みたいに、ちょっとしたズレが要るんですよ、絶対。ソビエスキー譲に双眼鏡で見つけてほしいです。

それとこの映画、映像と効果音の遊びがたいへん楽しいのです。監督はクリスティン・ラーチという人で、本業は女優さん。本作が長編初監督というのですから驚きです。遊びばっかりじゃなくて、しっとりとした演出も、終盤の晩餐シーンなんか、ほんと良かった。泣きのシーンなのですが、押し付けがましくなくて、スリムに仕上がっていて素晴らしいんですよ。

『ミセス・ダウト』『メタルヘッド』を足して割ったような味わいの、不器用な愛情と自己主張をユーモアたっぷりに描いた感動作。オススメです。

では、またお目に掛かりましょう。
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