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2012-07-14-Sat-18:25

【 コメディ映画 】 『おとなのけんか』★★★★☆

『おとなのけんか』は、「子供のけんかに親が出る」という言葉をそのまんま映画にした、ほとんど1室内で進行する、80分の濃厚な会話劇。すごく良かったです。

その輪の中に入り込んで一言もの申したくなるのは、雰囲気作りのうまさなのだと思います。
やったやられた、柔と剛、さらには男と女。それぞれの立ち位置の違いを、絶妙な噛み合わせ(の悪さ)で。場がピリピリしてきて、あらぬところに矢が飛ぶようになるのが、いいですね。自分は誰タイプなのか、当てはめながら観るのも楽しいかも知れません。

otonanokenka01.jpg

『イングロリアス・バスターズ』のハンス・ランダ大佐ことクリストフ・ヴァルツが、またデザートの食べ方が嫌らしい人を演じてて、楽しかったです。
ヴァルツが演じるのは、仕事の外のことはぜんぶ他人事、のマイペース、自己中男。はじめは登場人物の中でいちばん、ナンダコノヒト!って思ったのに、最終的には、こいつに肩入れしたくなったのです。僕、頭に血が上って大声出しちゃうの、みっともないし五月蠅くて、嫌なんですね。このヴァルツお父さんは、言いたいことは言うというか、チクチクさし込んではくるのですが、あくまで静かで。たいへん理屈っぽいのですが、理屈が通じないくらい興奮しちゃうママさんよりかは、いいんじゃないかと思ったのですね。まわりがギャーギャー騒ぎ始めてからは、この人がさっとカウンターを打つたびに「いいぞもっとやれ!」って思いましたもんね。「大人の喧嘩」は、A GAME OF SHADOWSであるべきだと、思います。言ってる自分でもわけがわかりませんが、今、ぽーんと出てきたのでそのまんま残します。いやぁ、ぴんとこない。理屈は大事ですね。ヴァルツお父さんは、表面を取り繕うとする努力はしないので、お友達はいちばん少ないタイプだなぁとは思うのですが、自分が大好きでもあるので、そんなのは問題ではないのですね。この人は打たれ強いですよ。
ジョン・C・ライリーの、みんなに味方しようとしちゃうようなキャラは、こういう人こそ煽られ耐性がありそうなのに、よっぽど疲れちゃってたのかなぁ、すぐに崩れちゃいましたね。大人でいるのはたいへんですね。

では、またお目に掛かりましょう。
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