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2012-07-17-Tue-05:30

【 ドラマ映画 】 『アメリカン・ビューティー』★★★★★

とても素晴らしい映画を観ました。サム・メンデス監督の『アメリカン・ビューティー』です。2000年にアカデミー賞5部門を受賞してます。

主人公のレスターはさえない中年サラリーマン。彼が1年以内に死ぬ、というナレーションから映画は始まります。家庭も仕事もボロボロで、へらへらと媚びてなんとか均衡を保つので精一杯、唯一の楽しみは朝イチのオナニー。レスターはすっかりくたびれていました。そんな中、娘の同級生の美しさに心がときめきます。それから、レスターは活力を取り戻していくのですが、これまで保ってきた均衡は崩れ…というお話。

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媚びることをやめたレスターから溢れるエネルギーが痛快。ばかっぽいところがほとんどなのですが、変わりたいと思う人になら、共感を呼ぶであろうピュアな力強さがいいですね。ビューティーに魅せられて、心が動くならば、人生は錆び付かない。生きる力は、感動から生まれるということが、テーマになっていると思うんです。
でも、その躍動が長続きしないことも、映画は言っているんですね。人生は、あくまで些細な感動の積み重ねなのよ、と。そうして、退屈な日常にポジティヴな眼差しを向けてもいるんです。明日頑張れる、そのくらい思えるものが時々あれば、それが、愛おしい人生の形を成していく。今は気付かないかもしれないけど、そのうち。そんなところが独創的で、刺さってきましたね。

このドラマのほかに、レスターはこの後、なぜ死んでしまうのか?という謎解きも加わってくるんですね。事故?自殺?それとも殺されるのか?しかも、みんながみんな、怪しくなってくる。うまいなぁと思いました。テーマ構築だけじゃなくて、破綻した家庭事情をスリリング且つユーモラス描いたエンターテイメントになっている。これがすごいんです。ほんとうに、ただ楽しい。どうしようもない悲劇になりそうなところを、嘘っぽくせずに。
そうして、『アメリカン・ビューティー』は、僕のビューティーになり得たわけです。明日頑張れる、と思える力をくれる映画だと思います。おすすめです。

ではまた、お目に掛かりましょう。
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