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2012-08-27-Mon-06:30

【 コメディ映画 】 『ザ・マペッツ』★★★★★

『ザ・マペッツ』という映画を観たのですけれどね、いやあ、笑って泣けて最高じゃあないですか。マペッツというのは、ジム・ヘンソンという人形技師が作り上げたマペット(パペット×マリオネット)キャラクターたちのことで、僕はテレビ番組の『セサミストリート』くらいしか知らない(おまけに『セサミストリート』のキャラは出てこない)のですが、とても楽しめました。

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人間とマペットが共生しているという設定の世界で、ゲイリー(人間)とウォルター(マペット)仲良し2人組を中心に物語は展開します。冒頭、マペットは人間と違って、大人にはなれない、という悲しい現実が語られます。
ゲイリーが大きくなるのにウォルターは変わらない。みんなが小さかった頃は馴染めていたのに、いつの間にか居心地が悪くなっていく。ウォルターにとっての安らぎは、大人になっても変わらず優しいゲイリーと、マペットのグループ“ザ・マペッツ”が活躍する番組『マペット放送局』だけなんです。番組はずいぶん前に終了したのに、ビデオに撮ってある『マペット放送局』を何度も繰り返し繰り返し見て「わはは…」……ああ、悲しい!
ほとんど被差別人種みたいな描かれ方してて、ウォルターの間抜けな表情が切なく映って、ばかやろう、玩具に飽きるのとは違うんだよ、マペッツは、生きてるの!なんだかもう、この冒頭だけで泣かされますよ!

また、「大人になれない」というのは、独り立ちできない、居場所を見付けられないという、内面についても言えるのです。それは、いつもウォルターと一緒に遊んでいるゲイリーも同じなんですね。これは、彼らが自分の居場所を見付けるまでのロードムービーになっているんです。また、かつてテレビ番組で人気を博し、今では忘れ去られた“ザ・マペッツ”の再起の物語にもなっているので、マペットのギャグで子供は大喜び、大人はさらに、哀愁と歓喜に満ちたストーリーに鼻水を垂らすのです。ディズニー映画は懐が深い!

それにしてもマペットの破壊力はすごいですね。画面に溶け込むように撮れば撮るほど、その滑稽な違和感が気持ち良いです。見てるだけで楽しくて楽しくて。もちろんそれだけじゃなくて、会話劇もミュージカルも。アダルトなコメディの印象が強いジェイソン・シーゲル(ゲイリー役)の爽やかな演技。彼が脚本も書いてますし、ほんと器用ですね。

muppets02.jpg

豪華ゲスト俳優のオイシイ活躍も楽しい本作(本人役でひどい目に遭うジャック・ブラック、一瞬しか映らないけど分かるデイヴ・グロール(フー・ファイターズ)、厚化粧が似合うドジッ子エミリー・ブラントクリス・クーパーがノリノリで歌うラップ!)、誰にでもおすすめできる良い映画だと思います。

では、またお目に掛かりましょう。
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